舞台はシアトルではなく東京。アイは実は見た目とは全然、違う生物だった。人間の姿をしてはいるが、本当は半分人間、半分ドウゲンだったのだ。ドウゲンとは神話や伝説に登場するような天使やその他の生き物に似た異種族の生物。物語が進むにつれて、アイは自分が東京の街角をさまよう以前の記憶を取り戻していく。彼女を助けるのはアメリカと日本のハーフのミュージシャン志望のケントと、人間とドウゲンの戦争を食い止めるため、アイを元いた世界からこの世に送ったドウゲンのノラ。

キャラクターデザインはファッション性の高い作品（「NANA」、「パラダイス･キス」）でヒット作を連発する注目の少女漫画家、矢沢あい。作画はゴスロリの感性豊かな若手の鯨堂みさ帆が担当。

日本の音楽とアイドルの世界を描いた物語なので、実際にオリジナルの音楽を作ることになった。この作品は、マンガには珍しくオリジナルのサウンドトラックが存在する。曲はスチュウ・リービー（DJミルキー）が作詞、作曲もBen Chan（b_nCHANt_d）と共同でスチュウが手がけている。さらには、それぞれの歌にミュージック・ビデオを作成した。それらはYouTubeで視聴できる。“Bleeding Heart”はトップクラスの制作会社サテライトがアニメーションを担当している。“Broken Leash”ではゴスロリ・ブランドのベイビー・ザ・スターズ・シャイン・ブライトと、ロリータ・ブランドのAngelic Pretty （モデル兼デザイナーmakiがカメオ出演）が衣装デザインをしている。そして有名声優タラ・プラットがアイ役で、またユーリ・ローウェンタルがヴァン・ヴォン・ハンター役でゲスト出演している。

あらすじ

謎の陪審召喚状が届いたところから、男の人生はめまぐるしい転落のスパイラルに巻き込まれていく。フィアンセは去り、仕事ではトラブルが勃発、親友は突如行方不明になる。そして陪審裁判が近づくにつれ、誰を信用すべきかわからなくなる。なぜ急に自分の行動の理由をひとつひとつ証明しなければならないと感じるのか。13とは一体何者か？「Juror 13」は妄想に取り憑かれる男が正気を保とうと苦闘する姿を描く。この物語を読むとあなたもハッとするに違いない。そして目に見えるものを信用できるか不安になるはずだ。

あらすじ

時はA.A.223年（A.A.＝アルマゲドン後）、世界は平和になっていた。人々は貨幣の代わりにカルマを通貨にしており、良いことをすると裕福になれる世の中だった。しかし、悪がなくなったわけではなく、地下組織、トンネルはカルマから世界を乗っ取ろうとあの手この手を使って攻撃する。そんな中、５人の10代のヒーローで構成されたカルマ・クラブが市民を悪行から守り、トンネルを倒すために立ち上がる。

スカイボードに乗って飛び回り、プラズマフォンでO-CIA本部と連絡を取りながら、カルマ・クラブのアクションアドベンジャーは続く。緑色のへどろの謎に突き当たり、彼らは真価を問われる。しかし、何よりもクラブの一員であるケミーの過去の秘密を明かすことは危険な賭けだった。

このノベルは８～１２歳向けで、現在は絶版になっている。１巻に原作アニメ３話分の内容が盛り込まれている。ノベル版は英語吹き替え版と同じ、クロスロードの町が舞台となっている。